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【君に届け】最終回の結末は?あらすじと感想まとめ

【君に届け】最終回の結末は?あらすじと感想まとめ
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『君に届け』は、3600万部を売り上げた少女漫画の金字塔とも呼ばれている大人気作品で最終回は2017年11月に別冊マーガレットで掲載され話題になりました。

今回はそんな『君に届け』の最終回のあらすじや感想、登場人物の結末などを紹介していきます。

編集部

最高の最終回でした!

目次

『君に届け』最終回のあらすじ

『君に届け』最終回のあらすじ

最終回では爽子が大学進学のために地元から引っ越す様子が描かれています。

お父さんとお母さんに18年間の感謝の気持ちを伝えて、実家を後にする爽子。

駅に着いた爽子を、千鶴が迎えてくれます。

あやねを東京に見送り、風早も引っ越しをして、地元を去るのは爽子が最後になっていました。

千鶴と爽子は、高校生活の感謝とこれからも友だちでいることを伝え合います。

遅れて風早も爽子の見送りにやってきました。

千鶴は空気を読んで、爽子と風早を2人きりにしてくれました。

別れを惜しむ2人ですが、爽子の乗る電車がやってきてしまいます。

風早は爽子が電車に乗る前に、手紙と「あるもの」を渡します。

出発した電車の中で、爽子は風早からの手紙を読みます。そんな爽子の手の中には、風早から渡された「鍵」が握られているのでした。

場面は切り替わり、爽子の心情とともに、爽子の大学の入学式などみんなの新生活の様子が少しづつ描かれます。

ラストは走ってくる爽子を、風早が笑顔で抱きしめたシーンで終わりました。

編集部

素敵な二人が結ばれて本当に良かった

『君に届け』最終回の感想

編集部

感想をブワーっと書きました

まず「君に届け」という最終回のタイトルから感動しました。少女漫画の最終回で、タイトルを回収するお話が個人的に好きです!主要人物が集合したカラーの扉絵が、みんな笑顔で素敵でそれぞれがハッピーエンドを迎えたことを感じさせてくれます。

爽子が家を出るシーンでは、お父さんは号泣しているのに、お母さんは遊びに行くよ~♡とそんなに悲しんでいないのが、爽子を支えてくれた両親の人物像を一瞬で感じることができて、色々なシーンを思い出しました…。

爽子の「18年間お世話になりました」という言葉に、大人になって嬉しいけど寂しいと、つい親のような感情を抱いてしまいます。

いちいち感動してしまって、なかなか読み進められません。(笑)

千鶴とのお別れのシーンでも、また感動。爽子は本当に千鶴とあやねと友だちになって良かったですよね。全然似ていない3人ですが、違うからこそ尊敬し、支え合うことができたのだと思います。

風早も遅れて見送りにやってくるのですが、遅れた理由を「ちと受け渡しがね」と話しています。受け渡しって…?なんだか素敵な伏線になりそうな予感です。

風早が引っ越し先から見送りに駆けつけてくれたことを喜ぶ爽子。爽子にとって風早はいつだって自分のために走ってきてくれる存在なんですよね。見つめ合って、お泊りを思い出して真っ赤になってしまう2人が可愛いです。

しばらくすると千鶴は、あやねの顔が浮かんできたことで空気を読んで帰っていきます。千鶴の恋愛面での成長を感じました。りゅうと幸せになってね!

そして2人になってすぐ、駅のホームにも関わらず爽子にキスをする風早に驚きました!爽子も同じく驚いていますが、風早の「いーでしょもう!大事な局面だし」という言葉に納得します。よくやった風早。(笑)

編集部

ここでキュン死しそうだった

悲しいですが、爽子の乗る電車がやってきてしまいます。風早から手紙と「黒沼が持ってて」と何かが渡されますが、握りしめられていて何を渡されたのかわかりません。何を渡したのか気になります。

そして電車に乗る直前に、爽子から風早にキスをします!このキスにはもう驚きと大興奮です!顔が離れたときに泣いている爽子を見て一緒に悲しみ、風早からの「爽子!(え、名前呼び)だいすきだ!なにがあっても!」に爽子可愛くて私も大好き!と一緒に愛を叫んで、感情が忙しかったです(笑)

風早からの手紙の内容もすごく素敵でした…。特に「黒沼と一緒にいて、ゆっくり歩く楽しさも知りました」の部分が個人的にグッときました。完璧に見えていた風早だけど、せっかちな面があって、爽子の穏やかさや温かさが風早にいい影響を与えていたのですね。遠距離恋愛になっても大丈夫だと安心させてくれる素敵なお手紙でした。

そして手紙を読んでいる爽子の手には、鍵が握られていました!この鍵は「黒沼が持ってて」と渡された何かですね。このタイミングで答え合わせです。たぶん風早の家の合鍵だと思います。合鍵をもらえるのは嬉しいですよね!

場面が切り替わり、みんなのその後の様子が少しずつ描かれていて、それぞれの幸せそうな姿が見られて良かったです。

編集部

このページは情報が多くて、1ページを読み終えるのに時間がかかります。(笑)

最後は走っていく爽子を、風早が受け止めているのが良かったですね!立場逆転といえばいいのか、爽子が風早のもとに走っていくのです。このときに爽子が「私はあなたに届きたい、いつもいつまでも、届け」と語りながら抱きついているのもあって、「君に届け」というお話を表していると感じました。最後の抱きつくシーンでは、爽子は風早に完全に届いていましたね!爽子の足元に大きなカバンが置かれているのですが、遊びにきただけなのか、大学を卒業して地元に帰ってきたのかどちらなのでしょうか?

未来の描写をしすぎず、爽子と風早が最後まで学生の姿のままだったのも、『君に届け』らしい青春の爽やかさを感じる終わり方で良かったです。

主要登場人物それぞれの結末

黒沼爽子・・・教師になるために地元を離れ、札幌の大学に進学。風早とは遠距離恋愛に。

風早翔太・・・スポーツトレーナーになるために、比較的地元に近い大学に進学。

矢野あやね・・・東京の大学に進学。荒井先生には振られてしまった。

吉田千鶴・・・唯一地元に残り、龍のお店でラーメン屋の店員になる。卒業後は龍と結婚する約束をした。

真田龍・・・野球を続けるために、札幌の大学(爽子とは違う大学)に進学。

胡桃沢梅・・・爽子と同じ大学に進学。爽子にきちんと謝り、仲直りをして親友になる。

まとめ

『君に届け』の最終回では、爽子が大学進学のために、地元から引っ越すときの様子が描かれていました。爽子と風早は、お互いの夢のために遠距離恋愛になってしまいましたが、2人なら乗り越えられると感じさせてくれる良い最終回でした。

胡桃沢梅が主役で、大学進学後の様子が描かれている『運命の人』(全3巻)という番外編もありますので、気になる方はぜひ合わせて読んでみてください。

編集部

最高の漫画でした!バンザイ!

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